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 【活動訪問54】いわき緊急サポートセンター(3)2019/09/11 

9月6日(金)、特定非営利活動法人いわき緊急サポートセンターで活動する蛭田麻奈美さんにお話を伺いました。


いわき緊急サポートセンターは、子育ての不安や困り事を共有し、安心笑顔で暮らせるよう家族まるごとサポートします。すくのび広場も運営しています。

取材した当日、蛭田さんは、主に就学前の親子を中心にした多世代交流型の屋内広場「すくのび広場」で行われる季節の工作の準備作業を行っていました。


◆質問(1) インターンシップで、どのような活動をしましたか?
子どもたちと関わったり、遊んだり、安全に過ごせているかの見守りなどをしました。また、子どもたちと工作をしたり、遊びを一緒に考えるなどの活動もしました。

◆質問(2) これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
田んぼアートに参加させていただいたことがあります。

◆質問(3) 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
ボランティア活動はしたことがありました。ですが、福島県の復興を考えて自分から行動に移したことがなかったので、これからの将来に役に立つ活動になると思い応募しました。

◆質問(4) 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
子どもたちは一人ひとり違うので、声かけの仕方や行動の移し方で反応が違います。そのため心を開いてもらうのが難しかったと思うのと同時に面白いと思いました。対応力のスキルが上がったと思います。

◆質問(5) 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
自分から声をかけてきてくれる子どもだけと関わるのではなく、なかなか声をかけられない子に自分から声をかけるのが大変でした。自分の中に逃げが出てしまい、なかなか行動に移せないことがありました。毎日何らかのイベントや活動があったり、子どもたちの安全を考えたりと、団体の方々が常に子どもたちやお母さんたちのことを考えていることは、尊敬しますし、大変だなとも思いました。

◆質問(6) 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
子どもたちやお母さんたちが楽しく居心地の良い空間を作るには、影の努力が大切だと思いました。スタッフの方々の努力があってこそだと思いました。毎日の掃除、利用者の方への笑顔等一つひとつが大切なのだと思いました。

◆質問(7) 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
子どもたちと関わる中で想像力や発想力を豊かにしていきたいです。また、工作やイベントの補助などをして、私自身できることを増やしていきたいです。今までやってみたこともないことにも、たくさん挑戦させていただいています。よい経験になっていると思うので、残りの期間も楽しく全力で頑張ります。