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 【活動訪問49】元気になろう福島(2)2019/09/04 

9月2日(月)、特定非営利活動法人元気になろう福島で活動する宍戸孔哉さんにお話を伺いました。


元気になろう福島は、双葉郡・浜通りを中心に、地域の人々と連携して、震災後の地域が抱える様々な課題の解決に向けた取り組みを行っています。

取材した当日、宍戸さんは復興状況を見学した内容について、メンターの安藤さんからさらに掘り下げた説明を受け理解を深めていました。


◆質問(1) インターンシップで、どのような活動をしましたか?
川内村や大熊町、田村市船引町を訪問し、現在の復興状況を見学したり、現地の方のお話を聞いたりしました。また、書類作成や制作した地域の広報誌の校正も行いました。

◆質問(2) これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
大学のボランティア活動で、避難された方たちとのボウリング大会に参加したり、浪江町でお米を販売するプロジェクトに参加したりしたことがあります。また、福島県内の現状を知るツアーに参加したこともあります。

◆質問(3) 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
今だからこそできることをしたかったからです。私の学生生活はもうすぐ終了します。復興に向かって進み続けており、私が学生時代を過ごした福島で、できることをしてみたいと思い、このインターンシップに応募しました。

◆質問(4) 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
2つあります。まず、復興に関してだけではなく、今後の人生を歩んでいくにあたって、重要なことを多く学べているところです。そして、多くの頑張っている人たちのお話を聞くことができることです。

◆質問(5) 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
川内村、大熊町、田村市船引町のいずれの場所も福島市から遠く、移動に時間がかかることが大変だなと思いました。元気になろう福島の皆さんは、もっと大変だろうなと思いました。

◆質問(6) 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
想像していたことと違ったことは、地域広報誌の制作などの作業も行っていることです。地域とつながるうえで、地域の皆さんとお話をする以外のこともしていることに新鮮さを感じました。

◆質問(7) 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
インターンシップを行って、行かなければ分からない、イメージとは違う各地の表情を知ることができました。今回のインターンシップでは、自らが出来ることを考えることを目標としてきました。残りの期間を通して、自分なりのできることややりたいことを見つけていきたいと思います。