report レポート
【活動訪問15】元気になろう福島(1)2019/08/15
8月7日(水)、特定非営利活動法人元気になろう福島で活動する吉田梨央さんにお話を伺いました。
(左:メンターの安藤さん、右;吉田さん)
元気になろう福島は、双葉郡・浜通りを中心に、地域の人々と連携して、震災後の地域が抱える様々な課題の解決に向けた取り組みを行っています。
取材した当日、吉田さんはフィールドワークの振り返りを行っていました。
◆質問(1) インターンシップで、どのような活動をしましたか?
簡単な事務作業、船引町中山地区フィールドワーク、蓮笑庵の訪問、語り部(渡部千恵子さん)のお話を伺ったり、浪江・大熊町等のフィールドワークなどをしました。
◆質問(2) これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
富岡・浪江の震災に関わる学習会や「高校生が伝えるふくしま食べる通信」の編集部として県内の農家さんを取材し、県外にふくしまの食の魅力を伝える活動、子ども食堂へのボランティア活動、被災地の視察などをしたことがあります。
◆質問(3) 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
将来的に、大学などで地方創生・地域創生・地域デザイン・コミュニティづくりなどを学び、福島をよりよく発展させ、貢献できる人になりたいため、ここに参加されているNPO団体さんを知り、学び、共に過ごさせていただくことで、経験を増やし自分の成長に繋げたいと思いました。また、福島で働くかっこいい大人の方々と出会いたいと思いました。
◆質問(4) 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
自分の目で、福島と向き合う方の姿や、コミュニティをよりよく作っていこうとする思いを目にすることが出来ることです。現実的にどんなことが可能か、具体的にどこが問題点・課題点なのか、またそれをどう解決していくのか、などのプロセスを経験できるところです。
◆質問(5) 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
被災地支援をするにしても、多くの方の様々な立場があるが故に上手く解決できない部分も多いこと、それぞれの目線に合わせた活動や仕事というのはそう簡単ではないということです。
◆質問(6) 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
答えのない課題の中でどう折り合いをつけて前に進んでいくか、被災地復興に向き合うというのは簡単ではなく、常に悩み考えながら活動しているのだと再認識できました。
◆質問(7) 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
残りの日で、さらに学びを深めていきたいです!!