report   レポート

 【活動訪問26】くらスタ2023/08/23 

8月22日(火)、NPO法人くらスタで活動する井上康介さんにお話を伺いました。


NPO法人くらスタは、2011年の東日本大震災を契機に組織された「田村市復興応援隊(H25年~)」の運営を主に、被災地田村市都路町を中心に復興支援・地域振興・居場所作りなどの活動を行っている団体です。
法人のテーマは「誰もが参加できる社会を目指す」であり、活動の主軸は「住民主体」「本質的課題解決」であり、活動に従事するスタッフは「楽しむを、仕事に」を旨としています。

取材した当日、井上さんはイベントの案内をしていました。

◆質問1 インターンシップで、どのような活動をしましたか?
自らの地域を知ろうと、実際に外に出て田村市のフィールドワークを行いました。もう17年もいるのに初めて知ることだらけでした。他にも、来てくださったお客様とお話しコミュニケーション能力を高めたりイベント運営のお手伝いもさせていただきました。最近では、地元の商店街の方に取材を行い、地域の現状についてリアルな目線でお話していただきました。

◆質問2 これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
高校生で1回、社会福祉協議会主催のTabora Youth Projectに参加しました。内容としては、福祉施設の雪かきで、地域について様々なお話をしていただきました。

◆質問3 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
将来、地域のつながりについて関わる仕事に就きたいと考えていたところ、このチャレンジインターンシップのチラシを見ました。よく詳細を見てみると、自分にぴったりな団体様がいらっしゃり、なおかつ自宅から通いやすそうだったため申し込みました。

◆質問4 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
今まで自分と地域のつながりについて実感する機会があまりありませんでしたが、インターンを始めてから、つながりを感じることが多くあり、面白いと感じました。

◆質問5 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
コミュニケーションをとることが難しいです。勇気を出してどんどん質問すれば良いという訳ではなく、相手の様子を見ながら適切な距離をとらなければならないところです。

◆質問6 活動してみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
商店街についてお話している時に、船引の商店街はお店兼住宅の所が多く、なかなか新しい施設を入れることができない状況だということを聞きました。今まで自分は活気がないなら新しく商業施設を入れて学生を呼び込めば良いのにと思っていました。他にも、大学卒業後すぐに安定した職に就こうと思っていましたが、社会人として社会を見ることで新たな発見があるというお話も聞きました。

◆質問7 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
コミュニケーション力やプレゼン能力を高めるためにこれまでよりも自主的に動いていきたいです。また、インターンを通して、自分なりのつながりを多くつくっていきたいと考えています。吸収できることはすべて吸収したいです。