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 【活動訪問3】がんばろう福島、農業者等の会2020/09/30 

9月29日(火)、特定非営利活動法人がんばろう福島、農業者等の会で活動する渡邊裕香さんにお話を伺いました。


がんばろう福島、農業者等の会は、福島県内54の農家が協力して活動しています。インターンシップの場所はその中の二本松農園。きゅうりなど野菜の生産のほか、農業体験の受け入れなども行っています。

取材した当日、渡邊さんは、ペルーで栽培されている雑穀の種まきの準備作業を行っていました。夏の最中の農業体験など、暑さ対策の工夫を教えていたいただきながら頑張っていました。



◆質問(1) インターンシップで、どのような活動をしましたか?
ホームページやネットショップの仕組みや工夫の見学、野菜の袋詰め、稲刈りの準備、稲刈りから籾の乾燥の見学、種まき、草刈り、きゅうりの剪定、ササゲの種取り、テレビ取材見学、スタディファーム等

◆質問(2) これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
特にありません。

◆質問(3) 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
NPOに興味があり、NPOのイメージは子どもやお年寄りの居場所作り等やボランティア的なものが大きかったので、農業というれっきとした職業が運営するNPOとはどんなものか気になったからです。

◆質問(4) 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
自分が口にしている野菜や加工された食品がどのように作られているのか、普段の生活では知ることができないことを知ることができるところです。
一人暮らしで近くにスーパーがなく、野菜を食べる習慣があまりついてませんでしたが、今後はもっと野菜を食べたいと思うようになりました。

◆質問(5) 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
どんなに不作でもお給料を払わなければならないこと。
体力勝負であり、何人か欠けてしまうと作業効率もかなり下がってしまうこと。

◆質問(6) 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
家族のみでやっている農家さんではないので、パートさんや社員さんがいることが新鮮でした。昔ながらの農家さんのイメージしかなかったので、就農という可能性が増えることは、視野を広げて新たな発見をして、次に生かしたり、農家一本で突き進んだり、様々な選択肢ができて良いなと思いました。

◆質問(7) 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
最後まで疑問点を残さずインターンをやりきり、終了しても、自分自身が農業やNPOとしての活動について皆に伝えていけるようなくらい知識をつけたいと思います。日々探求心を絶やさず活動に取り組みたいです。