report レポート
【活動訪問6】Teco2023/08/07
8月5日(土)、一般社団法人Tecoで活動する鈴木陽さんにお話を伺いました。
一般社団法人Tecoは、誰もが「住んでいて良かった」と心から安心して暮らすことができる町を目指して、2019年に女性3名で設立しました。
いわき市を拠点に、幅広い地域間交流や、多様な世代間交流の場づくりを積極的に行っています。
取材した当日、鈴木さんはダンス教室のお手伝いをしていました。
◆質問1 インターンシップで、どのような活動をしましたか?
第1回目の活動の際、下平窪公民館で子ども夏祭りの運営のお手伝いをしました。その主な内容はタープの設営、メダカすくい、ヨーヨー釣りの2つの屋台のお手伝いなどでした。
◆質問2 これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
はい。4年前、高校1年生の時、平窪地区に住む同級生の方の家が浸水してしまい、そのお家へ何人かの学生と教職員で出向き、泥やごみの片付けをお手伝いしました。
◆質問3 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
以前、Tecoさんの別のボランティアに参加した際、「よかったらインターンシップをやってみませんか?」とお声がけいただいたのが1つあります。もう1つは元々人のためになる活動をするのが好きなので、やってみようかなと思ったのがきっかけです。
◆質問4 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
平窪地区の方々同士の、暖かい交流の場をつくるお手伝いができるところです。私は鎌田地区出身なのですが、他地区の方々の憩いの場をつくるお手伝いができて、面白さとやりがいを感じています。
◆質問5 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
初めての経験ばかりなので、いろいろな活動が大変です。前回の活動のタープの設営や屋台のお手伝いは、ほとんど未経験の活動だったので大変でした。しっかり指示を聞き、分からないことはどんどん聞くように意識していました。
◆質問6 活動してみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
想像と違っていたことは、思っていたよりも地域の利用者の方との交流が多かったことです。活動中、気さくに話しかけてくれたり、暖かい感謝の言葉をもらったりしました。新しい発見は、自分は案外子ども好きだったということです。昔は苦手だったのですが、子どもたちが楽しく交流している姿を見ると、元気をもらえている自分に気付きました。
◆質問7 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
与えられた役目を全うしつつ、NPOでの活動の意義ややりがいを自分なりに掴むことが目標です。屋外での活動もあるため、暑さで倒れないよう体調に気を付けながら、楽しんで学んでいこうと思います。