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 【活動訪問26】あだたら青い空2022/09/20 

9月18日(日)、特定非営利活動法人あだたら青い空で活動する佐久間佳奈美さんにお話を伺いました。


特定非営利活動法人あだたら青い空は、福島の復興と子どもの自立支援をすすめるために、➀被災者支援と住民交流促進事業➁子どもの貧困対策と地域の居場所作りとしての二本松こども食堂ハラクッチー事業③不登校の子どもと保護者支援事業④子どもの自然体験として森のようちえん事業などを実施しています。

取材した当日、佐久間さんは子ども食堂のお手伝いをしていました。

◆質問1 インターンシップで、どのような活動をしましたか?
子ども食堂に参加したご家族と一緒に昼食をつくりました。また、昼食後は子どもたちと遊びました。

◆質問2 これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
当インターンシップに参加するまでは、このような活動に参加したことはありませんでした。復興関連のイベントに参加したことはありましたが、支援する側ではなく、される側でした。

◆質問3 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
進路を決める際の参考にしたかったからです。以前から地域の為に働きたいと考えていましたが、具体的な地域貢献の仕方がよく分からない状態でした。そのような時に当インターンシップの存在を知り、今後の進路決定に役立てればと思い応募しました。

◆質問4 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
子ども食堂を利用する目的が家族ごとに異なることです。体験活動を目的として参加するご家族や、ボランティア活動を目的として参加される方などがいて、子ども食堂の利用・活用の仕方が多岐にわたることが面白いと思いました。

◆質問5 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
広報活動が大変だと思いました。貧困層の支援を目的として活動していることを前面に押しだして広報を行うとそのような家庭の利用率が低くなることを知り、広報の仕方を工夫しなければ本当に助けたい人を助けることができないと思いました。

◆質問6 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
子ども食堂は相対的貧困層のご家族が利用していると思っていましたが、実際はそのような家族の利用率が低いことが意外でした。また、貧困層の支援を目的とすることを前面に出しすぎると逆にそのような家庭が子ども食堂を利用しづらい現状があることを知りました。