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 【活動訪問29】環境地域文化エナジー(2)2022/10/26 

8月18日(木)、特定非営利活動法人環境地域文化エナジーで活動する昆野綾花さんにお話を伺いました。


特定非営利活動法人環境地域文化エナジーは平成20年11月設立、当初は地域内への再生可能エネルギーの普及や実証などの取り組みが多かったが、活動を通じて地域内の様々な課題に気づき、活動の範囲が広がりました。特に平成28年から地域内の人口の減少や高齢化に伴う地域活力の低下への対応で「移住・定住」の促進に力を入れて取り組んでいます。令和3年度より会津若松市から「会津若松市定住コネクトスペース」の施設管理運営を受託し、地域の移住活動の中核として活動しています。

取材した当日、昆野さんはインターンシップ活動の総まとめをしていました。

◆質問1 インターンシップで、どのような活動をしましたか?
・移住、定住とは何かについてのプレゼンを聞きながら知識のインプット
・実際に福島県内に移住をした方へのインタビュー
・これからの人口増加についての考えとアイディアをプレゼンで発表

◆質問2 これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
特にありませんでした。

◆質問3 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
地域環境文化エナジーさんで働いている知り合いの方からお誘いをいただきました。それで移住・定住の話に興味を持ち、ここでの経験が自分の将来に何かしらの形で役に立つと思ったからです。

◆質問4 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
実際に移住された4人の方にお話をお聞きした際に、貴重なお話をたくさん聞くことができました。特に、お嫁さんだけではなく同僚も連れてきたという面白い方がいらっしゃり、その方が農業を始めてみたいということだったので、私が所属している他団体に繋げられそうだなと思い声をかけたところ興味を持っていただけました。これから何か一緒に活動ができそうでとても嬉しく思いました。それと同時に、人と人とが繋がっていく楽しさと面白さを改めて感じました。

◆質問5 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
上限がある予算など、制限された条件の中でいかに効果的な方法を考案し、実践していくかという点です。

◆質問6 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
・想像以上にアクティブな活動をしていて、今まで知らなかったのが不思議
・明るく前向きに一つ一つの行動に取り組んでいたこと