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 【活動訪問6】南相馬サイエンスラボ2020/10/20 

10月18日(日)、特定非営利活動法人南相馬サイエンスラボで活動する渡邉日々生さんにお話を伺いました。



南相馬サイエンスラボは、主に親子に対して自然科学・農業食育・環境保護・歴史文化等の体験教育活動を提供しているNPO法人です。南相馬市は震災と原発事故によって大きな被害を受けましたが、それによって現代社会の諸問題が、あらゆるものを自分以外の誰かや何かに生産や流通などを頼る「依存」によって生まれていることに気づかされました。そうした問題を解決するには、身の回りの身近なもの全てにものごとの仕組みがあることを正しく理解する必要性があると考え、上記のような分野の体験教育活動を行なっています。

取材した当日、渡邉さんは、親子農業食育教室「稲刈りをやってみよう!」の活動に取り組んでいました。



◆質問(1) インターンシップで、どのような活動をしましたか?
「畝立てと苗植え」など、イベントでのお手伝い

◆質問(2) これまでに復興に関わるような活動や地域活動をしたことがありますか?
ありません。

◆質問(3) 今回、このインターンシップに応募した理由は何ですか?
今まで、ボランティア活動をしたことがなく、震災から10年目を迎える今、地元が自然や環境活動に力を入れていることを知って、自分でもできることをやってみようと思ったからです。

◆質問(4) 実際に活動してみて、面白いと感じるところはどんなところですか?
実際に活動する中で、今まで知らなかったものを知ることができたりするところです。

◆質問(5) 逆に、大変だなと思うことはどんなところですか?
自分があたりまえに思っていたことは実はそうではないことを知り、自分が思っているよりも大変だなと思いました。

◆質問(6) 復興に向けて活動している団体に触れてみて、想像していたことと違ったこと、また、新しい発見などはありますか?
自分は理科系の教科がとても苦手で、今回の活動の内容を理解できるかなと思っていました。
実際にやってみると、学校の授業とは違い、理解しながら取り組むことができました。
また、学校では教えてくれないことを教えてくれて、とてもためになりました。

◆質問(7) 残りの活動での目標や意気込みを教えてください。
残りわずかですが、最後まで活動に貢献できるようにしていきたいと思います。